東京都江戸川区 T様
『ペットとの生活をもっと快適に!』 をコンセプトに考えた人気のペット同居型マンション!!
- 物件名
- T'sハウス
- 間取/世帯数
- 2LDK×8戸、1LDK×1戸
- 完成/構造
- 2003年築/鉄骨造3階建
- 取材日
- 2007年9月
(担当 和田)賃貸マンションを経営されるのは今回が初めてということですが。
(T様)母の残してくれた土地を手放したくないと思い、最初は駐車場にしていましたが、土地の有効利用の意味も含めて賃貸経営を考えました。
(担当 和田)実際に賃貸経営をされてみて
(T様)簡単にはいかないというのが率直な感想です。やはり空室に対する不安が大きいです。 ヒロさんにお願いしようと思ったのもサブリースでリスクを軽減しようと考えたからです。
(担当 和田)T’sハウスのコンセプトについてペット専用にされた理由を教えて下さい。
(T様)賃貸物件の供給が非常に増えていることは聞いていましたので、何かコンセプトのはっきりした建物が良いのではと考えました。最近ペット可の賃貸マンションは増えてきましたが、ペット専用となると市場にはまだ少ないと思います。本当にペットを大事にしている人が気兼ねなく快適に暮らせるようなマンションならまだまだ需要があるのではないかと考えました。もちろん私自身もペットが好きということもあります。
(担当 和田)建物が完成してみて満足度はいかがですか?
(T様)思い通りの建物ができました。特に自分で選んだ外壁のタイルが気に入っています。
(担当 和田)弊社の管理業務についてご意見やご要望はございますか?
(T様)満足しています。報告や連絡をよくしてくれますが、それはとても大事なことですよね。
(担当 和田)有難うございます。それでは最後に賃貸業界の今後について、どのようにお考えですか?
(T様)賃貸物件の供給過多は今後も続いていくと思いますので、物件のコンセプトをはっきりさせることは重要です。
立地条件の良い物件は大丈夫ですが、そうでない物件はT’sハウスのようにコンセプトがはっきりしていないと他の物件との競合に勝って、入居者から選んでもらえません。
最近入居者の関心が高い防犯設備などは、多少建築コストがかかっても導入すべきではないでしょうか。指紋認証などのセキュリティーには注目しています。
また、ファミリータイプの間取りの場合、長く住んでいただくということも考え、将来の家族構成の変化に間取りが対応できるような工夫が必要だと思います。最初は部屋数が少なくても、子供が生まれた時に後から仕切れるような間仕切りやロフトが簡単な工事でできるような商品が開発されると良いと思います。子供がほしくても部屋が手狭だったり、経済的に広い間取りの部屋に引越しができない方もいると思いますので、少子化対策にもなるのではないでしょうか。
(担当 和田)本日は弊社の取材を快くお引き受けくださり、本当に有難うございました。
(編集後記)T様のお話を聞いていると『供給過多』『コンセプト』『防犯』『少子化』などのキーワードが何度も登場します。これは今まさに賃貸業界で注目されているキーワードばかりです。やはり人気物件を経営されているオーナー様は情報に敏感なようです。このキーワードの中にこそ、賃貸経営を成功させる重要な手掛かりがあるのではないでしょうか。賃貸経営の勝ち組、負け組がはっきり分かれてくるのは、むしろこれからのような気がします。弊社が物件管理しているオーナーの皆様が勝ち組になっていただく為にも、お役に立てる情報を今後もご提供していきたいと思います。 (取材:アンサー事業部 和田康幸)
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