神奈川県川崎市 Y様
『“入居者の声”を把握した賃貸管理会社のアドバイスで成功!』 駅近でなくても人気のアパートメント!!
- 物件名
- ブランシェ古市場
- 間取/世帯数
- 1K×1戸、2K×1戸
- 完成/構造
- 2005年築/軽量鉄骨造2階建
- 取材日
- 2009年12月
今回ご紹介するオーナー様は、川崎市にアパート1棟と横浜に分譲マンション1室を所有されているYオーナーです。川崎市に建築したアパート『ブランシェ古市場』はYオーナーと弊社の思いが詰まった物件となりました。
(担当 野崎)Yオーナーお久しぶりです。今日は取材にご協力いただき、ありがとうございます。Yオーナーがアパートを建築された当時のお話を聞かせてください。
(Y様)取材を受ける程ではないですが、私の話がお役に立てば光栄です。ところで、『ブランシェ古市場』が5年目にして初めて1部屋空いたけど、1ヶ月も経たないですぐに次の入居者が決まったね。さすがヒロさん!
(担当 野崎)ありがとうございます。『ブランシェ古市場』は人気があるんですよ。今は賃貸業界も不況の影響を受けて、大変なんです。全国の不動産屋やオーナー様が今年は異変が起き、苦戦をしていると、新聞などに取り上げられています。
(Y様)そうですね。この厳しい時期にも対応できたのは、あの時にワンルームをつくらなかったからだと思っています。
当時、私はアパートの建替えを考え、木造建築会社で打ち合わせをしていました。20坪の限られた敷地で、ワンルーム4戸の計画が限度でした。今までは私が管理をしていましたが、妹がヒロさんに賃貸管理をお願いしていたので、私も新築を機にヒロさんで賃貸管理をお願いする目的で、打ち合わせ中の計画案を見てもらいました。
すると、担当の野崎さんから『この地域には、駅周辺も含めワンルームが沢山あります。20㎡位のワンルームでは競争力が落ちてしまいます。少し駅から距離がある計画地では、2人で入居できる広い間取りにした方が、周辺に広めのお部屋が少ない割りに需要があるので、周辺賃貸物件との競合が避けられます。駐車スペースがあると更に良いと思います』とアドバイスがありました。
また、希望の間取りができない場合は、検討する建築会社を増やした方が良いという提案もいただきました。当初の予定では、賃貸管理をお願いしようと思っただけでしたが、それから野崎さんとは、一緒に数社のアパートを見に行ったり、ショールームで各社の構造を勉強したりしましたね。結果、私は木造ハウスメーカーを1社増やし、ヒロさんからは鉄骨系ハウスメーカーを2社紹介してもらい、計4社を検討する事になりました。
(担当 野崎)あの時は、慌ただしくなってしまって、すみません。少しでも、良いアパートが出来ればと思いまして。
(Y様)検討する建築会社を増やした事で、時間的に忙しくなったけど、建築会社と打ち合わせが終わった後、更に各社の計画案を広げながら野崎さんと納得行くまで、あれこれ遅くまで打ち合わせしてたよね。
実際私は、数社の建築会社を検討する事により、収穫がありました。限られた敷地の中で、各社の構造や基準寸法が違う事により、全く異なる間取り図面が出来上がりました。それぞれ各社で特徴があり、木造のメリット・デメリットや鉄骨のメリット・デメリットが明らかになりました。また、新しい発想や建築会社のノウハウから、計画図面の選択肢が当初より格段に広がりをみせました。
各社とも、2週間という短い期間の中で、狭小地での建築ノウハウを駆使した最高の計画をご提案いただきましたが、積水ハウスの提案が、間取り・構造共に気に入り、担当者も信頼できる方でしたので、積水ハウスで建築する事にしました。
(担当 野崎) 賃貸管理会社が建築の打ち合わせに参加する事は良かったですか?
(Y様)ヒロさんと打ち合わせしていなければ、収益を考えて、ワンルームで戸数を増やす案になっていたと思います。しかし、30~40㎡の間取りにして良かったと思います。実際、入居者が長く住んでくれていますし、空いてもすぐに次の入居者が決まりました。また、建築会社との打ち合わせ中も、入居者の立場で色々と野崎さんが指摘してくれたので、心強かったです。
賃貸の建築には【入居者の声】を把握した上での、将来を予測した判断が必要かと思いますので、賃貸管理会社の意見がとても重要だと実感しました。
(担当 野崎) ワンルームでも成功していたかもしれません。こればかりは、募集をして反響を聞いてみないと、何が正解だったのか、わかりません。
しかしながら、弊社では周辺の募集物件状況や計画地周辺の仲介業者の聞き取りなどを行って、その時にベストだと思う考えをご提案しています。Yオーナーから、そういう風に言っていただけると、とても嬉しいです。担当させていただきまして、本当に良かったです。これからも長いお付き合いになりますが、どうぞよろしくお願いします。
(取材:アンサー事業部 野崎正裕)
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