川崎市の人口が155万人を突破!
川崎市の人口が155万人を突破しました。
今回は弊社神奈川支店が事務所を構える「川崎市」について改めてご紹介をさせていただきたいと思います。
まず、大正13年に人口「5万人」で誕生した川崎市ですが、政令指定都市に移行した翌年の昭和48年に100万人、平成29年には150万人と人口の増加が続き、市制100周年を迎えた今年4月9日に155万人を超えました。
150万人を突破した平成29年と155万人を突破した時点での人口を区別に見てみると、川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区・多摩区・麻生区の7つすべての区で人口が増加しています。
人口増加率を見ると、武蔵小杉や等々力陸上競技場が存在する中原区が5.68%で7区の中で最も高いようです。
昨年の近隣都市との転出・転入状況を見てみると、目黒区・大田区・世田谷区・横浜市鶴見区からの転入が多く、町田市・稲城市・横浜市青葉区・港北区への転出が多かったようです。
20ある政令指定都市と比較して見ますと、自然増減数(出生数-死亡数)はすべての政令指定都市で自然減となってはいますが、川崎市は最も減少数が少なく、また他都市と比較して出生率と婚姻率は高く、平均年齢も若い都市となっていますので、まだまだ人口が増え続けていき、さらに活気のあふれる都市となっていくことが予想できます。
少し話しは変わりますが、「川崎市」は治安が良くないと言われることが多く、皆様もそのような印象をお持ちかもしれませんが、令和元年時点での人口千人当たりの刑法犯認知件数は政令指定都市と東京都区部を含む大都市の中で横浜市と並んで最も低い件数となっており、また、人口10万人当たりの交通事故発生件数も大都市の中で2番目に低く、現在も大都市平均よりも低い件数となっていますので、実は安全で安心なまちとなっています。
「働く人が多いまち」とも言える川崎市ですが、有業率(15歳以上の有業者の割合)は68.2%で大都市の中で2番目に高く、離職率に関しては、3.1%と大都市で最も低い都市となっています。
また、川崎市には多種多様な事業所がありますが、川崎市の事業所割合が大都市の中で最も高いものに「園芸サービス業」や「焼肉店」などがあるようですが、「不動産賃貸業・管理業」もその中のひとつとなっていました。
今回は川崎市についてご紹介させていただきましたが、賃貸経営をしていくにあたって、その都市・エリア・駅・計画地など細かく見るとまだまだありますが、それらの情報や特徴を知ることはとても重要です。
新築の際にはどんな間取りが良いのか、どんな設備を導入すれば良いのか、など計画地によって変わってきます。
中古の一棟アパート、マンションや区分マンションを購入する際にももちろんエリアの特性を知っておくことが重要かと思います。
弊社では賃貸建築のお手伝いだけではなく、その街の統計情報や周辺の環境を把握することができるレポートの作成も承っております。
少しでも皆様のお力になれればと思っておりますので、ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。
神奈川支店 開発営業部
土屋 一夢