建築費高騰に伴う賃貸需要について&個別相談会開催のご案内
度重なる緊急事態宣言で現職に不安を感じ「これから賃貸経営を始めたい」というお考えの方もいらっしゃると思いますが、現在、建築費が大幅に上昇していることをご存知でしょうか。日本銀行「国内企業物価指数」によると、木造・木製品、鉄骨、金属製品共に前年より物価が高くなっています。世界的にも建築資材の価格は上昇しており、その背景には新型コロナの流行があると考えられます。
◆製品の供給が不足している
世界各国の生産拠点が新型コロナによるロックダウンで操業停止、生産が遅延し、製品の供給が追い付かなくなりました。需要に対して供給が不足すると、必然的に価格は上がります。
コロナを機に生産拠点の分散といった対策が始まっていますが、当面はある程度の生産遅延は避けられないでしょう。
◆物流コストが上がっている
コロナ初期の経済停滞で輸送が減少、コンテナ生産も縮小された後の需要回復期に、他国に先駆けて需要が回復傾向の中国にコンテナが集中した一方で経済回復が遅れたヨーロッパでは空のコンテナが滞留してしまい、世界的なコンテナ不足と輸送遅延が発生し、物流コストが増加しました。
◆燃料費の高騰
新型コロナワクチンの接種が進んだことにより経済活動が再開、原油需要が高まりました。
ところが、産油国が増産しないため価格が高騰。これらの複合的な要因で、コロナ以後、あらゆる業種で製造コスト・輸送コストが高騰してしまいました。そこが解決しないまま
ロシアによるウクライナ侵攻の影響も重なり原油価格が急騰している。
上記の通り最初にコロナ禍の影響+ウクライナ侵攻の影響も重なり、あらゆる資材・製品の原料や物流コストは世界情勢の中で高まっています。これはもはや逃れられるものではなく、今後も世界の経済成長に伴ってあらゆるコストが上がっていくことが予想されています。
◆建築資材の高騰に伴い賃貸物件の賃料の増額が懸念されている
あらゆる建築会社が建築費の高騰に伴い、家賃の相場を急激に上げている現象がここ最近起きており、賃料が高いことで新築でも数ヶ月空室であったり、今年の繁忙期にも入居者が決まらないケースが増加傾向にあります。特に対面からオンライン授業への変化で大学生の需要が減った事で単身者タイプの影響が顕著に出ております。建築をする前には事業収支などのシュミレーションを作成してその事業収支を目指していきますが、新築時から入居者が決まらないことや想定していた家賃を下げることでその事業収支は初年度から崩れてしまい、融資完済時期も不透明になってしまいます。
ですから、利回りだけで判断せず適正な賃料設定での事業収支計画を立てる事が失敗しない賃貸経営に繋がります。収益物件の購入を検討している方や、これから新築の賃貸建築をお考えの方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。適正な賃料をお答えさせていただきます。
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□■個別相談会開催のご案内■□
2022年17日(日)・18日(月)
2日間で無料個別相談会を開催いたします。
賃貸経営に関することはもちろんですが、
「管理会社目線から見て今進めている賃貸計画の間取りやプランニングに問題がないか」
「家賃滞納や空室の増加で困っている」
「建築会社や金融機関を紹介してもらいたい」
「知り合い・親戚が賃貸経営を検討している」
など、ご不安やご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
ご希望がございましたら、現在建築中の現場をご案内することも可能です。
お時間や場所については、可能な限り皆様のご希望に合わせるようにいたします。
ぜひこの機会をご活用ください。
■お問い合わせ先 9:00〜18:00
(株)ヒロ・コーポレーション神奈川支店
TEL:044-222-8711
MAIL:tsuchiya@hiro-web.co.jp
担当 土屋(ツチヤ)