賃貸経営メールマガジン

独立洗面台の需要増加

住宅設備
2021/9/9

最近独立洗面台の需要が高まっていることはご存知でしょうか。
先日のメルマガで題材にありましたリクルートの設備ランキングでも独立洗面台は男女ともに6位で前回の調査よりランクアップしたとのことでした。
また、『この設備がないと入居が決まらない設備ランキング2020』でも、独立洗面台はファミリー向けでは2位、単身向けでは4位といった上位にあります。

→『この設備がないと入居が決まらない設備ランキング2020』

 

そこで今回は独立洗面台の人気な理由をご紹介いたします。

 

どうして人気?

1.収納が多い
→独立洗面台であれば、洗面台下や鏡の脇に収納が充実していることが多い為、化粧品や洗面道具をはじめ、洗剤のストックや掃除道具などもまとめて収納できます。

2.浴室の湿気に悩まされない
→2点・3点ユニットだと入浴後は洗面台や床まで湿気で濡れてしまいます。

独立洗面台であれば湿度に悩まされることも、足場が濡れる心配もありません。

 

2点・3点ユニットでは、ドライヤー等の道具を置くことができませんが、独立洗面台には収納スペースが充分にあり、コンセントもついているので、身支度のしやすさも大きなメリットと言えます。
しかし物によっては、収納が少ないデザイン追及型の独立洗面もございます。

 

そのような独立洗面台でも、このコロナ渦で在宅する時間が増え、引っ越しを考えた時にお洒落な独立洗面台がきっかけで入居を決めるということもあるかと思います。

 

私の個人的な意見にはなりますが、身支度をする洗面台がお洒落できれいだと、憂鬱な朝も気分が明るくなります。

独立洗面台にもさまざまなタイプがありますので、ターゲットを絞って導入するのも良いかもしれません。

 

反対にこのような意見も

・家賃が高い
→ひとり暮らし向けの賃貸住宅では、独立洗面台ではない物件の方が多いです。
そのため、独立洗面台の物件は家賃が高めにされている傾向があります。

・居住スペースが狭くなる
→洗面スペースをとるために居住スペースが削られるので部屋の広さを重視する方には需要が見込めないといえるでしょう。

・掃除の手間が増える
独立洗面台はお風呂と別になっているのでまとめて掃除することができません。

 

こういった面で独立洗面台は二人以上で住む方や一人暮らしの女性の方に人気があり、築年数の浅い物件では独立洗面台を設置しているものも多くなっております。
独立洗面台は入居を検討する人にとって魅力的な設備の一つです。
コロナ渦により手洗いが習慣化され、特に二人以上の入居の場合は、帰宅後すぐに手洗いをしてからお部屋に入れる間取りが喜ばれるのではないでしょうか。

 

これから新たに建築を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。
また冒頭でお話しにありました設備ランキングも今後の空室対策として参考になると思いますので、設備導入を考えている方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

本店 運営推進部
関口 緩奈

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