賃貸経営メールマガジン

コロナの影響でペット共生型賃貸物件の需要が増加?

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2021/7/21

ようやく新型コロナウィルスに対するワクチン接種状況が進んでまいりました。

これで収束に向かってくれれば良いのですが、変異株等の国内出現やワクチンの効果がよくわからない状況ですので、まだ予断を許さない状況が続いております。

 

そこで、今回は新型コロナウィルスの影響でペット共生型賃貸物件の需要が伸びていく可能性のお話をさせて頂きます。

 

一般社団法人ペットフード協会の調査によりますと、2019年と2020年の新たにペットを飼育された人数や飼育されている頭数が増加しているというデータが公表されました。

参考までに下記に該当データのURLを貼付させて頂きます。

https://petfood.or.jp/data/chart2020/index.html

 

新たにペットを飼育された頭数が増加することは珍しくはないそうなのですが、2019年と2020年ではその増加率が大きかったとのことのようです。

これは新型コロナウィルスの流行で【おうち時間】が増加したことによるものだと推察されるとのことです。

 

ペットフード協会の分析によりますと、ペットと共同生活をすることで、癒しを得て精神面の良い影響を欲している状況が、新型コロナウィルスの影響で増しているとみているようです。

 

なんでもかんでも新型コロナウィルスの流行の影響だと無理矢理こじつけられる傾向が散見されますが、この件につきましては、確かに外出の自粛であったり、制限(出かけたとしてもどこも休業中で行く先がない) 等でストレス社会に陥ってしまっている世の中ですから、合点がいく推察であるのかなと考えます。

 

したがいまして、新築の賃貸マンション・アパートのご計画の際に、ペット飼育可のご計画を検討されたいと思われる方も増加するかもしれません。

その場合、以前の弊社メルマガ記事(下記URL)にもありますように

https://www.hiro-web.co.jp/magazine/magazine-0-229/

ただの普通の賃貸物件を建ててペット可にするのではなく、しっかりとペット共生を目的とした機能を持たせることが重要となります。

 

具体的にどのような機能が備わっていると良いのか下記に挙げさせて頂きます。

【共用部】

・足洗い場

・至る所へのリードフック設置

・ドッグラン(敷地に余裕がある場合のみ、小規模でも効果的)

【専有部】

・無駄吠え対策としての遮音性

・低い部分のクロスと高い部分のクロスを別々に張り替えられる仕様

(犬や猫が引掻きやすい低い部分のみクロスが張替えられる)

・備え付けのケージ(収納の下部を有効活用する等)

 

ドッグランについては敷地に余裕があればでよろしいかと思いますが、あれば小規模でもかなりの差別化が図れます。

また、共用部にペット用ゴミ箱の設置も良さそうなのですが、こちらについては管理が大変になりクレームやトラブルの原因になる可能性がありますので、設置がない方がよろしい場合もあるかと思われます。

 

また、ペット共生賃貸物件の得意な建築会社を選定されることも非常に大切です。

ペット共生型マンションの商品を持ってらっしゃる建築会社さんもありますので、ご検討をされております方はお気軽に弊社へお問い合わせください。

弊社にて最善のご計画を提案して頂ける建築会社さんをご紹介させて頂きます。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

本社 アンサー事業部 夏啓安

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