賃貸経営メールマガジン

人気が止まらない街 『登戸』に注目

不動産市況マーケティング地域
2021/5/20

川崎市多摩区登戸にあり、JR南武線と小田急小田原線の2路線が乗り入れている「登戸」駅ですが、賃貸市場として大きな人気を誇っています。

 

弊社ではこの登戸駅周辺に何棟も管理物件をお預かりしておりますが、新築物件であっても礼金を取得することが難しくなってきている今の時代でも、新築はもちろん新築以外の賃貸物件においても礼金の取得が可能であり、空きが出ればすぐにお申込みが入るようなエリアとなっています。

 

また、物件それぞれが凄く人気ですので、定期的に登戸周辺の提携仲介業者様から

「空き予定がある物件はありますか?」
「あの物件はまだ退去予定で出ないですよね?」

等お問合せをいただくこともある程です。

 

シンボルとなるような施設や住みたい街ランキング等にランクインする訳でも無いのですが、何故こんなにも人気な街となっているのでしょうか。

 

一つは「交通利便性の高さ」が挙げられます。

 

南武線でいえば、川崎・立川まで1本で行くことができ、登戸駅始発の電車も走っています。
小田急線ですと、新宿駅まで乗換え無しで最短16分、快速に乗れば隣駅は若者に人気の町である下北沢となっています。
また、上記の都心だけではなく箱根や江ノ島方面にもアクセスがしやすいので、買い物とリフレッシュのどちらにも順応していると言えます。

 

もう一つは、区画整理によって街全体が綺麗になっていることが大きい要因だと考えられます。

 

区画整理とは、土地区画整理法によって都市計画区域内の土地について道路・公園・河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図る事業のことをいいます。

 

1988年に着工、2025年度完工を目指している事業になりますが、ここ数年で電線の地中化や新しい建物の完成が続き、また道路の整備・延長も終盤に差し掛かっており、私が神奈川支店に異動となった3年半程前と比べても見違えるほど綺麗な街になっています。

 

スーパー以外の買い物施設や娯楽施設、ファミリーレストラン等の飲食店が無い為、
賃貸需要もそこまで見込めないだろうと勝手ながら思っていましたが、そういった固定観念を持ってはいけないと、登戸周辺のお仕事を頂く度に痛感させられます。

 

まだまだ私も勉強中ではございますが、「このエリアは賃貸需要がないだろう」と思われていても実は人気のエリアだった。ということもあるかもしれません。

 

賃貸管理会社の目線で建築コンサルティングやお土地探し等のお手伝いもできますので、ご相談ございましたらお気軽にお声がけください。

 

神奈川支店 アンサー事業部
土屋 一夢

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