『書斎』が人気物件の鍵になる?&賃貸経営オンラインセミナー
今回は以前、お届けしました『勤務形態が変わると、部屋探しが変わる?』
https://www.hiro-web.co.jp/magazine/magazine-20153-2/
から『防音』『ワークスペース』をピックアップしてお伝えします。
コロナ禍の中で上昇した在宅ワークの割合は、緊急事態宣言後はどのように変化しているのでしょうか。
【株式会社パーソル総合研究所】による調査では、25.7%となりました。
テレワーク実施率の推移『緊急事態宣言解除後のテレワークの実態についての調査』
今年3月の13.2%から約倍増しており、在宅ワークを選択する企業・業種が増えたことがうかがえます。通勤時間の短縮や家族と過ごす時間を確保できるといったメリットもありますが、『音』や『環境』に関するデメリットも浮かび上がっています。
SUVACOが、住まいのマッチングプラットフォームサービス「SUVACO」ユーザーを対象に実施した、「新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化で気づいた我が家のよかった点・改善したい点」では
良かった点として最多は、居心地のよいスペースや環境によるストレス軽減」(47.7%)だったのに対し、改善点としては、「書斎スペースなど在宅ワークへのニーズ」(40.4%)と最も多く、具体的に、「子どもがいても落ち着いて仕事ができる書斎スペースがほしい」「個室にいてもリビングの音が聞こえ、在宅勤務で集中できない」「ネット環境のある部屋に作業スペースがない」との声が上がりました。
弊社にも入居者様から『音』に関してのお問い合わせが、昨年の同時期と比べ約4倍になっておりました。今後、日本でも在宅ワークの勤務形態割合は増加することが予想されるなかで新たな需要が生まれているのではないでしょうか。
そこで、防音性の高いワークスペースが賃貸経営する上で空室対策の鍵になってくると思われます。
大手住宅メーカー各社から、《図書館並みの静けさ》を売りにした商品も発表されておりニーズの大きさと新たなフックとしての期待の大きさが伺えます。
では、賃貸住宅ではどのような空間が有効なのでしょうか。
求められる在宅ワークスペースの条件は
・自分一人の空間
・広すぎず狭すぎずPCや資料を置ける
・子供がいても邪魔をされない
・リビングやテレビの音が気にならない
上記の条件をフォローするとなると、ワークカウンターや袖壁で区切りをつけるのでは弱い気がします。そこで、『家庭』と『職場』と区分けできるような3~4帖ほどの防音仕様の書斎が有効だと思われます。
今現在、書斎のあるお部屋は市場に少なく、希少価値があります。
某大手ハウスメーカーでは3畳の納戸に図書館並みの防音を施した場合、プラスで71万5千円(税込み)からの商品もあり、付加価値の大きさからみても検討する価値はあるのではないでしょうか。
また、既築物件でも後付けで設置が出来る組み立てタイプの書斎もあります。
コロナウイルス収束後の需要を考慮して、今後の建築計画やリフォーム計画をされてはいかがでしょうか。計画地での『書斎』の需要や、専有面積・間取りによっては『書斎』を設けることがデメリットになる場合もございます。
興味はあるが悩んでいたり、これから検討したい場合はいつでも弊社へご相談ください。
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