宅配型トランクルームサービス
本日は、データサイエンスプロフェッショナルズ株式会社と
大和ハウスグループの株式会社フレームワークスが提供を開始した
宅配型トランクルームサービス「sharekura（シェアクラ）」をご紹介します。
「sharekura」の使い方の流れは、以下のとおりです。
①専用ボックスをスマートフォンやPCから申し込み、品物を詰める。
②スマートフォンやPCで集荷を依頼。
③集荷日に専用ボックスを受渡し。
④預けた品物をスマートフォンやPCで管理。
⑤取り出したい品物をスマートフォンやPCで申し込み、自宅に届く。
すべての操作がスマートフォンやPCで行えます。
利用料金は、幅35cm × 奥行35cm × 高さ35cmのレギュラーボックスで月額２５０円(税別)程度です。
ゴルフバッグ、スノーボード、スーツケースなど大型の荷物も預けることができます。
宅配型トランクルームは、荷物を運搬するための自動車を所有する必要がなく、
自宅の近くにトランクルームがない場合でも手軽に利用できます。
また、自宅以外にも配送することができるため、出張先やレジャー施設などでも利用でき
レジャー当日に現地にお届け・現地回収で再び保管可能です。
荷物の取り出しに都度料金がかかりますので、季節物や普段はあまり使わないレジャー用品を
預けるのに向いているようです。
往復送料はかかりますが、場所をとるゴルフバッグを直接ゴルフ場へ届けてくれて、
プレー後に現地回収・再保管するサービスは、ほぼ手ぶらでゴルフができるという点でも
魅力的で需要がありそうです。
住まいの理想の収納率はマンションで約8％、戸建で約10％と言われていますが、
現実ではそこまで収納が確保できている物件は少なく、賃貸の場合は尚更です。
都心の場合、収納の広い間取りの物件を賃貸で借りようとするとその分賃料も高くなりますので、
収納の少ない間取りの物件を借りて、宅配型トランクルームを利用する方がトータルのコストは
安くなるように思います。
現在は収納の広い間取りの物件は、多少賃料が高くても比較的人気がありますが、
このサービスが普及してくると入居者の部屋選びの志向にも影響が出てくるかもしれません。
神奈川支店 アンサー事業部
和田 康幸
