賃貸市場の成長著しい京急大師線
皆様、土地の購入から新たな賃貸計画をお考えになられる際、
ある程度の希望街区があるかと思います。
そして、今回触れさせていただく京急大師線沿線の街区を是非候補地として、
ご検討をいただきたく思います。
皆様の中で京急大師線はどのようなイメージでしょうか?
京浜工業地帯等が存するため、環境が悪い。または、治安が心配。などなど、
正直あまり良いイメージを持たれている方は少ないのではないでしょうか?
京急大師線の起点となる『川崎』駅で申しますと、
実際にリクルート社が運営しているお部屋検索ポータルサイト
『SUUMO』が毎年公表しています【2019年住みたい街ランキング】では、
お世辞でも良い順位とは言えない26位であります。
某週刊誌やインターネットサイトでも【住みたくない街ランキング】
なるものを公表しています。
集計方法等から信憑性は定かではありませんが、それらによりますと、
関東圏で2位や3位と不名誉な順位であったりとすることも
良いイメージを持たれない要因ではないでしょうか?
(※それでも『川崎』駅は余りある抜群の交通・生活利便性で、
実際は圧倒的な需要のある市場であります)
ということは京急大師線は『賃貸市場として、たかが知れているのではないか』
と思われることは必然かもしれません。
そうではなく『いや、京急大師線は賃貸市場として狙い目である』と思われて
いらっしゃる方は、是非、そのまま有力候補地としてご検討いただければと思います。
今年に入り、川崎市内の弊社管理空室物件が非常に高い成約率で、
繁忙期が終了した今もなお保ち続けています。
これは、川崎市内の人口が増加していることが起因しているのだと感じます。
特に川崎市の東側京浜工業地帯方面の京急大師線沿線については、
昨年と比較し賃貸需要が目立って大きく伸びており、
京急大師線沿線の弊社管理物件の空室が一時無くなってしまうほどでした。
京急大師線の需要が伸びている『これだ!!』という要因は思い当たります。
それは、京急大師線の『小島新田』駅で国際戦略拠点として
【殿町キングスカイフロント計画】という開発計画が進行しておりますが、
早速その計画が好影響をもたらしていると言えます。
【殿町キングスカイフロント計画】の詳細は以前下記の弊社メルマガでも
触れておりますので、ご参考にご一読ください。
〖熱くなれ大師線!〗
https://www.hiro-web.co.jp/magazine/magazine-0-134/
上記メルマガの記事を掲載させていただいた当時より、
【キングスカイフロント】のHPが更新されておりまして、
現在では60を超える企業・機関が誘致され進出してきており、
また予定されております。必然として、京急大師線を使用する通勤者が
増加することは必然であり、京急大師線沿線の賃貸物件が
活況となっているのであろうと推測できます。
そして、この【キングスカイフロント】は多摩川沿岸に所在しておりますが、
川を挟んだ対岸にあるのは今や国際線の拠点ともなる【羽田空港】です。
多くの企業・機関進出の好影響ももちろんあるかと思いますが、
一番大きな影響を京急大師線に与えているのは、東京オリンピックが開催される
2020年の完工を予定している【キングスカイフロント】と【羽田空港】を結ぶ
羽田連絡道路(連絡橋)であると思っております。
せっかくの国際戦略拠点でありますから、
生かすも殺すも羽田空港へのアクセスなんだと思います。
しかも、この連絡橋は車道のみではなく、
しっかりと歩道や自転車道も見られますので、【キングスカイフロント】から
【羽田空港】まで徒歩・自転車・車の手段でアクセスできます。
以前、現地の仮囲いに貼られていた参考画像を撮影しましたので、
川崎市の参考資料とともにご参照ください。
※川崎市参考資料
京浜工業地帯でありますから、もともと多くの法人企業が既存しており、
さらに【キングスカイフロント】へ進出する多くの法人・機関が加わります。
さらには連絡橋の開通を見越してなのか、既に空港関係の賃貸需要も実際に
高まっておりますので、東京オリンピックでは終わらない京急大師線沿線になると
大いに期待します。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
神奈川支店 アンサー事業部 夏 啓安