予想以上の変貌!?相鉄いずみ野線は狙い目?
以前に配信させて頂いたメルマガ
『様変わりする!?神奈川県の賃貸動向』
で触れさせて頂いた相鉄線の乗り入れ計画で、横浜市の賃貸市場が大きく変貌を遂げようとしているということをお伝えさせて頂きました。
それでは、その後の進捗はどうでしょうか?賃貸市場として期待ができるのでしょうか?
調べてみましたら、予想以上に期待が出来そうです。特に海老名駅方面へ向かう『本線』と二俣川駅で分岐する湘南台駅方面へと向かう『いずみ野線』沿線が予想以上に開発が進み、変貌を遂げようとしています。
この『いずみ野線』ですが、実はまだ歴史が浅い沿線であります。1976年にいずみ野駅までが開通。そして、14年後の1990年にいずみ中央駅まで延び、湘南台駅まで開通された1999年からちょうど20年となります。
元々、『いずみ野線』の両端の二俣川駅と湘南台駅の周辺は開発がされ尽くしており、生活の利便は良好でありましたが、そのあいだ区間では全く開発が行き届いておりませんでした。スーパーがあればいい方で、周辺は生産緑地農家であふれており、田園風景が広がっています。
せっかく交通の便が良くなっても最寄り駅周辺の生活利便が向上しなければ、その駅の賃貸需要はもちろん上がりません。交通の便が良くなりますと、周辺がある程度開発されていくことは必然ですが、急行停車駅でない駅等は開発対象から漏れてしまうこともあります。
しかしながら、この『いずみ野線』はほぼ全駅が再開発の対象となっており、着実に開発が進んでいるようです。その中でも特に着目したい駅はゆめが丘駅です。
本日時点で、このゆめが丘駅はおそらく『いずみ野線』内でも最も生活利便が見劣りしてしまう駅でしょう。なにしろ駅周辺にはスーパーも商店も見当たらないのですから。そして、同駅の人口は現在100人規模とも言われております。ですが、土地区画整理事業が始まり、駅周辺の用途地域は市街化調整区域だらけでしたが、近隣商業地域等へ変更され、大型商業施設等が計画されているセンター地区と中小規模の店舗や事務所、集合住宅も建築しやすいような複合利用地区エリアで市街化形成されるようです。これにより、同駅は人口約5,000人規模にもなるであろうというのです。
『いずみ野線』沿線にも現時点で賃貸物件がそれなりに存在します。弊社でも管理をさせて頂いている管理物件もあります。今後どんな賃貸市場になるのでしょうか?今後アツいと思われるのは相鉄『本線』だけではありません。相鉄『いずみ野線』にも注目です。
神奈川支店 アンサー事業部 夏 啓安