賃貸経営メールマガジン

最大の空室対策は掃除?

トレンド
2007/11/30
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

 

みなさんこんにちは、今回は車がお届けします。

最近、信じられないことが次々と現実に起こっています。建築業界で言えば、耐震偽装問題、大手ゼネコンによる施工ミス、建材の不正認定取得などなど。

また、食品業界の内部告発が止まらないですね。賞味期限の改ざんや偽造表示など、消費者はいったい何を信じたらよいのだろうか!と大きな声で言いたい事件事故が発生しています。

しかしながらこのような各業界の膿が出尽くして再発防止の基準が設けられれば、今まで以上の安心感を得られるようになるのかなぁ?と各業界に期待をして胸をなでおろしている今日この頃です。

私の愚痴はこれくらいにしまして、今回のテーマにいってみたいと思います。

先日、業界の新聞を見ていたら、女性カリスマオーナー特集をしていました。内容を読んで見ますと、なるほどと思わせることが書いてありましたので紹介いたします。

その特集は、中古物件を購入しリニューアルをして満室経営で最高利回り30%取得できた場合もありますよ。といったものでしたが、そこで注目したいのが、中古物件をどのようにリニューアルするかというところです。

幾つかあった中で、大掛かりなものから、今すぐにできることまで書いてありました。ここでご紹介したいのは、今すぐにでもできるとても簡単ですが、意外と忘れがちだったり、そこまで気が付かなかったりしてしまうものを紹介します。

それは、「掃除」です。

何だ!当たり前だろう!という声が聞こえてきそうですが、ココまでやる人はいないというくらい、女性カリスマオーナーは、掃除にこだわりを持ています。

掃除のポイントをあるオーナーは、部屋の四隅、天井の巾木などの意外と目の届かないところまで行うそうです。更に、水まわりは、蛇口をピカピカに磨きトイレは、ゴム手袋をして便器の中に手を入れて、ピカピカになるまで磨きをかけるそうです。

また、あるオーナーは 、週に6回、要するに毎日のように物件を掃除していて、数ヶ月おきに機械洗浄を入れ共用廊下を清掃して、この時期に業者を入れて物件の大掃除をするそうです。

中々ココまでできないと思いませんか?

オーナー様の置かれている立場などによってもできるできないは異なるのでしょうが、何故、カリスマオーナーは、ココまでするのかというと、口をそろえてこういいます。

「自分がその部屋や物件に住むとしたら綺麗な方がいいでしょう。」

入居者の目線に立って賃貸経営をしているのですね。

これは、賃貸経営のみならず、商売するときにとても大切なマインドですね。意外と成功をするポイントはシンプルなものなのかも知れないですね。

その他に空室期間が長いと起こってくる臭いの問題などにも気を使われているようです。

お客様にどうすれば満足していただいて、部屋を選んでもらうかという事を真剣に考えてたどり着いたポイントでそうです。

私も、仕事をしていて、空室問題の相談を受けることが良く有りますが、物件を見に行ってビックリということも珍しくありません。

空室対策には、本格的にお金をかけてリニューアルする場合も、もちろん有りますがまず、物件を入居者目線でよく見てみてください。

全体的に薄暗い感じがしないか、ゴミが落ちていたり雑草が生えていたりしないか、共用灯は切れていないか、部屋が臭くないか、フローリングにほこりがたまっていないかなどなど、第一印象で入居者の選択肢から外されていないかご自分でも確かめてみる必要があると思います。

決まらない理由が現場で見つかるかも知れませんよ。

利用者、消費者、お客様、そして入居者の立場で考えれば、今あるほとんどの問題は解消されるのではないかと思います。経営者も時にお客様になることもあります、相手の立場に立って行動することが、人間関係の中でも企業経営においても賃貸経営においても最も大切なことだと思います。

是非、空室でお困りのオーナー様は試してみてください。

 

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