賃貸経営メールマガジン

シェアリングや空いたスペースで物件に新たな付加価値を!!

トレンド
2018/2/22

 

みなさま、こんにちは。

本日は亀田がお伝え致します。

 

近年、シェアリングエコノミーという言葉をよく耳にするようになりました。シェアリングエコノミーとは個人や法人が所有するモノや場所、サービスを多くの人と共有したり交換したりする新しい経済的な動きのことを指します。

 

各業界でシェアリング関連のビジネスが次々と誕生しています。

不動産業界では2013年にAirbnbの日本支社ができてから民泊が急速に広まりました。

 

また、不動産賃貸仲介のアパマンショップホールディングスは今年から自転車を指定の駐輪場でどこでも借りられてどこでも返せるというシェアサイクル事業を本格始動するようです。

 

個人間で車を置いていない時間だけ駐車場をシェアするサービスakippaも駐車場の新しい貸し方として注目を集めています。

例えば月極の駐車場を募集している場合、利用者が決まるまでの間だけ貸すということが可能になりました。

 

このようにシェアリングエコノミーが不動産業界でも旋風を巻き起こしているわけですが、物件の付加価値向上にもシェアリングの考え方は大いに役に立つと考えています。

 

以前に本メルマガでも取り扱ったカーシェアリングも入居者にとっては嬉しい付加価値のひとつでしょう。

 

管理の方法が難しいかも知れませんが、車だけでなくバイクや自転車を入居者にシェアして貰うのも付加価値になるかも知れません。

 

空室が多くなってしまった物件であれば、あえて一部屋を入居者の共有スペースとして防音のボックスを導入し、楽器演奏スペースとしても面白いかも知れません。

音大生が住むような防音マンションは、周辺の家賃相場と比べかなり高くなってしまうため、趣味程度で楽器を演奏する方にとってはコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。

そういった方にとってはわざわざ何処かに演奏しに行かなくて済むので魅力的な物件になるかも知れません。

 

その他にも簡易的な交流スペース(トレーニング器具、ビリヤード、卓球台、ダーツなど)として開放することで、シェアハウスと通常の一人暮らしのいいとこどりが実現できます。

空いている部屋やスペースもアイデア次第で物件の差別化や付加価値に繋がる可能性を秘めています。

 

シェアリングの市場規模は年々拡大していくと思いますので不動産業界はもちろんですが今後もシェアリングに注目していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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