ブランディングって・・・? vol.1
今回は、黒沼がお送りいたします。
ご感想・ご意見などいただければ嬉しく思います。
1.【ブランディングって・・・? vol.1】
“ブランディング”うんちゃら・・・という言葉を最近よく見聞きしませんか?
今回から数回に分けて、賃貸経営のヒントになるんじゃないかと思われるキーワードで、知っているようで・・・、分っていたようで・・・
実は正しく理解していない又は、正しく説明できないキーワードを取り上げて、調べた結果と自分なりの解釈や意見をプラスして、自分の勉強を兼ねてお送りしていこうと思います。
第1弾として登場するのが“ブランディング”
まず、その元?になっているであろう“ブランド”とは?・・・
う?ん?普段何気に使っている言葉で、イメージは出来るのですが、やっぱり説明するのは難しい。という事で、
早速⇒フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で検索
“ブランド”
(ココでは詳細な記述は省略させていただきますので、知りたい方はクリックして見て下さい。)
“ある商品・サービスを、他の同カテゴリーの商品やサービスと区別するためのあらゆる概念。結果として消費者の中で当該商品やサービスに対して出来上がるイメージの総体。”(抜粋)
何となく分ってきたような・・・気がします。
では・・・
“ブランディング”とは・・・?
残念ながら、Wikipediaには当該項目がなかったので、ちょっと色々なサイトにおじゃまして・・・
?マーケティング用語として使われているようです。
?商品やサービスを提供する側(供給側)が商品やサービスを購入・使用・利用する側(需要側)にとって、価値のあるブランドを構築する為の活動全般を指すようです。
『戦略的ブランド・マネジメント』(東急エージェンシー)の著者ケビン・レーン・ケラーによれば、
A.ブランディングは精神的な構造を創り出すこと。
B.消費者が意思決定を単純化できるように、製品・サービスについての知識を整理すること。
と定義されています。
ブランドの所有者は企業であっても、実際にブランドの価値は、個々の消費者の“頭(知識・経験)”と“こころ(思い出・感情?)”の中に所有されていると言えるのではないでしょうか?
著者は
“ブランディングにとっての鍵は、ある製品カテゴリー内で消費者が知覚する
ブランド間の差異である”とも言っています。
どういう事なのか?
『結論!ブランディングとは』
ロゴやブランド・ネーム、パッケージなどの見てわかるブランド要素(視覚)と、差別化されたブランド価値とを結びつける連想(イメージ)を、消費者の“頭”と“こころの中”に育てていく活動全般の事を指すのではないでしょうか?
例)ユニクロと聞いた時・・・ベンツと聞いた時・・・
“あなたは何を連想しますか?”
その連想したイメージが企業の思惑と合致した時に“ブランディングが成功した!” と言えるのではないでしょうか?
今回は言葉の「概念・定義」みたいな堅っ苦しい内容になってしまいましたが次回は、なぜ?
?近年注目を浴びるようになったのか?
?賃貸経営とどんな関係があるのか?
?どんな風に賃貸経営に取り入れていけばいいのか?
について考えていきたいと思います。
☆今週も最後までお付き合いいただきありがとうございます。