中古マンションの価格維持率
皆様こんにちは。本日は和田がお伝えします。
中古マンションの販売が好調ですが、価格維持率(リセールバリュー)は、路線によってかなりの差があるようです。
リセールバリュー:一度購入したものを販売する際の、再販価値のこと。
築10年の中古マンションのリセールバリュー(新築時の価格を100%として、築10年で売却した場合)を路線別に始発駅から10キロ圏内で比較してみると以下のような数値になります。
小田急小田原線(南新宿?千歳船橋)?平均97.0%
東急田園都市線(池尻大橋?二子玉川)?平均95.2%
JR中央線(中野?荻窪)?平均91.1%
東武東上線(池袋?下赤塚)?81.4%
西武池袋線(池袋?練馬高野台)79.7%
西武新宿線(西武新宿?下井草)平均75.4%
東京カンテイ調べ
小田急小田原線は価格維持率が高く、10年後もほぼ購入時の価格で売却できますが、西武線は池袋線・新宿線ともに7?8割まで下がってしまいます。
例えばこれを自宅用マンションではなく、収益用のマンションとして考えてみると、将来の売却を視野に入れて購入を検討しなければいけませんから、西武2路線の物件はとても買えないという事になります。
築10年以降もおおよその傾向は変わらないでしょうから、収益マンションの購入を検討されている方は参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。