賃貸経営メールマガジン

ブランディングって・・・? vol.2

トレンド
2009/10/2
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

1.【ブランディングって・・・? vol.2】

皆さんこんにちは黒沼です。

前回から随分と時間が経ってしまったので、コチラで復習してもらうとしてブランディングって・・・? vol.1

引き続き“ブランディング”について勉強していきたいと思います。

前回は、言葉の概念的な?お話しになりましたが、今回は以下???のうちの?について勉強していこうと思います。

?近年注目を浴びるようになったのか?

?賃貸経営とどんな関係があるのか?


?どんな風に賃貸経営に取り入れていけばいいのか?

早速ですが、“なぜ?近年ブランディングが注目される”ようになったのでしょうか?

おそらく、各商品の機能・性能の差が技術の発達により殆どなくなったからではないでしょうか?

最新技術を採用した商品でも、ハードの部分については物が売れない時代であれば、なおさら価格競争に飲み込まれてしまい、商品自体の陳腐化は以前よりも加速しているように感じます。

要は消費の決め手になるのが、有形な価値(ハード)よりも、むしろ無形な価値(ソフト)へ移行した事によるものと思われます。

ブランディングを行う事の重要な効用は「価格競争による影響を排除する効果」にあると思います。

「コーヒー」を例にとって考えてみましょう。缶コーヒーでは120円、大手FCコーヒーショップやファーストフード店では200円前後、ところがプレミアムコーヒーを定着させたスターバックスなどは、中心価格帯が300円を超えます。実際多くの支持を集め成功しています。同一カテゴリーの商品を提供する場合でも、店の雰囲気や商品自体の違いなどで、単価を上げる事に成功した良い例だと思います。

但し、そんなスターバックスでも本国アメリカでは、売り上げが今年に入り減少傾向が止まらず、本格的にインスタントコーヒーの低価格商品の展開を始めたそうです。

どんなに自信のある商品、原価の高い材料を使った高価な商品であっても売れなくては、意味がありません。

今回の新商品の導入も景気低迷している状況を見て、品質を落とさずに提供の仕方を変えて価格に値ごろ感を与えたのではないでしょうか?

又、中には「ショップまで行く時間がない時でも手軽にスターバックスのコーヒーを楽しみたい」という風に思っていた消費者を取り込むにはいいかもしれませんね。

こんな風に一度確立したブランドイメージであっても、市場の変化に合わせて柔軟に対応していく事が重要だと思います。

次回は、前回と今回でお伝えした内容をどのよに賃貸経営に取り入れていった方がいいのか?を考えていきたいと思います。

今週も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

イベント告知も併せてご覧下さい。

 

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