賃貸経営メールマガジン

リフォームと費用対効果

2010/9/10
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

皆さんこんにちは。今週は和田が担当いたします。

最近、築年数の古い物件のリフォームのご相談をよくいただきます。

築年数25年?30年の物件です。

本当は建替えをしたいと思っているが建設地の法令上の制限が厳しかったり、ローンが組めないなどの理由により建替えができないという場合がほとんどです。

建替えほどではありませんがリフォームも築年数が経っているとかなり費用がかかります。

水回り・床のフローリング・壁天井のクロスを全てリニューアルしようと思えば、専有面積にも寄りますが1000万を超える見積りが出ることも珍しくありません。

お部屋の中だけキレイにしても外観が汚くては台無しですから、外装と屋根も直して・・・・。

果たして築30年の物件に1000万もの費用をかけて、取り戻すことができるのかというと・・・・非常に難しいでしょう。

また、せっかく多額の費用をかけて見栄えを良くしても柱や基礎など肝心の構造躯体は後何年使えるのでしょうか。

出来ればかけるコストは少なく、大きな効果を得たいものです。

大規模なリフォームの場合に全体を新品にする方法もありますが、古くなった部分を上手く残して、味のあるイメージを与えるような手法や1部分だけお金をかけてこだわりの設備を強調するなど、コストを削減する工夫は様々あります。

物件をペット可物件に変更してしまい、フローリングは直さないで借りてもらい、その代わり退去時の原状回復の項目から除くというのも効果的でしょう。

リフォームをご検討中の方は、「その工事が本当に必要かどうか?」「賃料・入居率は本当にUPするのか?」「もっと効果的な方法は?」など是非一度弊社にお尋ね下さい。

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