賃貸経営メールマガジン

融資の基礎知識? アパートローン借り換え

銀行融資・ローン
2010/10/7
賃貸経営・アパート経営ならヒロ・コーポレーション

皆様こんにちは。本日は野崎がお伝えします。

本日の融資基礎知識は『アパートローンの借り換え』についてです。

リーマン・ショック以降、入居希望者の賃貸に対する思考は変化を遂げました。

サラリーマンの年収が下がり、デフレと言われている時代に入居者の求める賃料は低下し、敷金や礼金の条件設定が2ヶ月から1ヶ月や0ヶ月の設定を多く見かけるようになったのも、入居者が初期費用の安さを希望している表れと言えます。

つまり、我々賃貸管理会社やオーナー様の収入が減少期に入ってしまったと言えるのです。

今後の景気回復が見込めない中で、【賃貸の収益性を見直す方法】として、『アパートローンの借り換え』があります。

今日までのメルマガでローン金利が非常に低くなっている事を述べましたが、10月5日に日銀が発表したゼロ金利政策復活で更なるローン金利の低下が見込めます。

この低金利を利用した借り換えを行えば、毎月の返済額は安くなり、例え家賃収入が減ってしまったとしても、手取り収入増加を実現する事ができるのではないでしょうか。

アパートローンは住宅ローンと比べると金利が高く設定されています。

低金利時代と言いましても、総返済額合計の利息割合は大きく、とても勿体無いものです。

いくつかの金融機関で借り換えた場合のシュミレーションを行い、現在より良い条件になれば、実行してみるのも良いでしょう。

借り換えをする場合、掛かる費用は下記などがあります。

・抵当権の抹消と設定登記費用
・事務手数料
・金消契約印紙代
など
※借り換えをする場合に違約金がある金融機関もございます。

借り換えをするには新たな費用が掛かります。この費用を含めて融資を組み、現融資内容との比較をする必要があります。

また、借り換えをする場合の条件として、金融機関により異なりますが、下記のような事があります。

・融資期間は既存借入れ期間の残存年数内
・過去1年内に既存アパートローンの延滞がない
・満室である事

この『満室である事』の条件を提示している金融機関は多いようです。

空室であっても家賃保証をしている場合は相談になります。

このメルマガ購読を機会に、最新融資条件にはアンテナを張り巡らせて『借り換え』を検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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