入居者を決める為の営業戦略?
1.【入居者を決める為の営業戦略?】
皆様こんにちは。
今週は野崎がお届けします。最後までお付き合いください。
前回は『入居者募集看板の効果的な利用方法』についてお知らせしました。
今回は【入居者の目に留まる募集図面】についてです。
入居者はお部屋を探す時に、インターネットで検索したり、仲介業者に来店されます。
沢山存在する賃貸物件の中で、競争力のある素敵な賃貸物件や競争力を失った賃貸物件が存在しますが、その募集図面の情報は差がない様に感じられます。募集図面のフォーマットが全て同じという事も・・・
分譲マンションのチラシを見ると、その物件の良さを非常に上手にアピールしています。
【仕様設備】【デザイン】【電車や車の交通アクセス】【周辺ショッピング施設】
【レストラン】【公園などのレジャースポット】【医療施設】【銀行】【官公署】
【教育機関】
などがあげられます。
また、スポーツ新聞のキャッチコピーは素晴らしいと思います。
一般紙と比べて定期購読者が少ない分、販売店での売り上げを左右するのは『キャッチコピー』の力です。買いたくなるようなキャッチをよく目にし、関心します。
こちら2つの募集図面をご覧ください。
『プラージュ白金台』は建物完成前の図面です。
建物完成間近の『コージーパル』図面です。
入居者の目に留まる募集図面については下記のとおりです。
?外観パースを使用
建物完成イメージを入居者に与える事が大事です。外観パースがない場合は建物足場が外れたら、すぐ図面に反映させましょう。
?街を知ってもらう!
調べてみると白金台は『住みたい街ランキング2009 第5位』でした。
その理由はプラチナ通りで、お洒落なブティックやレストランが存在します。
『シロガネ?ゼ』という言葉も有名で、セレブなプラチナ通りの場所と写真を募集図面でアピールしました。
?周辺写真を掲載した案内図
写真を目印に、現地へ容易に到着する事ができます。
また、商業施設の写真を増やす事で、その街に住んだ時のイメージを入居者に与える事ができます。
?キャッチコピーを付ける
『プラージュ白金台』は【休日 ショッピング カフェ】をキーワードに考えました。
『コージーパル』は【外観デザイン ロフト】でアピールしています。
?設備の使いやすさをアピール
設備は可能な限り募集図面に反映してください。
以上のように、競争力のある賃貸を建てても、その募集図面で物件の良さを入居者に伝えられなければ、とても勿体無いです。
逆に、競争力を失っても、その物件のアピールポイントを見つけ、写真を綺麗に撮影し、魅力のある募集図面が完成すれば、入居者を案内する事ができます。
入居者に物件を見てもらえなければ、何も始まりません。
募集図面に注力し、時間をかける事が非常に大切だと考えています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。