アパート建築の落とし穴7 住宅エコポイント終了のお知らせ
皆様こんにちは。本日は野崎がお伝えします。
本日は七夕ですね。
皆様は短冊にどんな願い事を書きますか?
さて、住宅エコポイントの終了日が5ヶ月前倒しになりましたのは、ご存知ですか?
これまでは2011年12月31日までに建築着工したものが対象でしたが、今月の7月31日までの着工に変更となりました。
ご存知の方が多いと思いますが、期限が迫っていますので、お知らせいたします。
『そもそも住宅エコポイントって何?』という方
こちらをご覧ください。↓↓↓
2010年4月28日 「エコポイント上手に活用してますか?」
http://www.hiro-web.co.jp/magazine/eco/234/
2010年1月7日 「住宅版エコポイント制度」
http://www.hiro-web.co.jp/magazine/eco/256/
つまり、省エネの基準を満たした建築物を建てると1世帯あたり、300,000の住宅エコポイントが発行されます。
戸建の場合は300,000ポイントであっても、2世帯住宅の場合は600,000ポイント。
なんと! 10世帯のアパートを建築すると3,000,000ポイントが発行されます。
このエコポイントは様々な商品・サービスに交換したり、追加工事代金に充当できます。(1ポイント=1円換算)
この世帯数×30万ポイントの制度が賃貸を建築する方の非常に大きなメリットになったのです。
当初は2010年12月31日までの着工分が対象でしたが、2011年12月31日までの1年間が延長になり、住宅エコポイントが貰える事が前提に建築会社と建物の請負契約を済ませている方が多くおります。
しかしながら、2011年5月13日に国土交通省から目的枠が早期に達成される状況という理由で着工期限5ヶ月前倒しの発表がありました。
突然に貰えるはずだった住宅エコポイントが貰えない方が増えてしまい、新築賃貸の事業計画は建築前から崩れてしまったのです。
これを打開する方法としては、7月31日までに着工する事ですが、注意点があります。
住宅エコポイントのホームページでは、期間中に着工したものは全てポイントを発行できるものと考えておりますが、万が一、ポイント申請期限までに申請額が予算額に達した場合は、その時点でポイント発行を終了する事になると記載されています。
期間中の着工は権利を取得できる事であって、工期が長い建物の場合は建築途中で終了してしまう可能性があり、不利になってしまうのです。
これから着工を予定している方は、十分気を付けて下さい。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。