賃貸経営メールマガジン

著名人プロデュース賃貸物件

コンセプト物件
2012/6/28

みなさんこんにちは。

本日は阿部がお伝えします。

洋服、香水、バッグなどなど。

プロデュースすることで多彩な才能を発揮している有名人の方がたくさんいます。

そんな中、モデルの押切もえさんが賃貸物件をプロデュース!!

1棟をまるごとプロデュースした賃貸マンションが目黒に誕生しました。

今年2月に販売が開始された『プレミアムキューブ目黒東山』。話題性はバツグンです。

著名人がプロデュースということで話題性は十分ですが、もちろんそれだけではありません。

今までに、プロゴルファーの石川遼選手やレオナルド・ディカプリオ氏もマンションのイメージキャラクターに起用されています。

人気俳優やスポーツ選手の持つイメージを、物件のイメージに直結させようと住宅業界も様々な取り組みをおこなっています。建物の免震性や居住性、快適性に加え、デザイン性の高さを表現するのにふさわしい実力を備えているということが起用の大きな理由だそうです。

そして押切もえさんはイメージキャラクターにとどまらず、プロデュース。

セコムをはじめとしたセキュリティは万全、明るいオレンジを基調とした外観やモダンなデザイン、白やクリーム色で統一されたすっきりした室内。

1部屋あたりの平米数はさほど広くはないものの、女性を意識した大容量のクローゼット、シューズBOX、鏡・・・。

女性ならではの発想やエッセンスが満載で、まさに入居者が求める物件。

持ち家派より賃貸派が増えてきた昨今。

『今後10年程度も賃貸住宅を希望するか?』という2011年のアンケート調査結果でも、賃貸住宅派が58%、持ち家派が17%、どちらでもよいが25%という数値が出ています。

その理由として、

・賃貸のほうが引越しなど自由。

・家族構成やライフスタイルに合わせて容易に住み替え可能。

・自己所有をするには自然災害が不安。

という声が聞かれます。

東日本大震災以降、災害が不安で購入を控えるといった意見は15%も上昇し、今後もこの傾向は続くと予想されています。

そんな方たちからの声の中には、『マイホームを買いたいというより、住みたい賃貸物件がない。』というものがありました。

その声に応えるべくして誕生したのがこの押切さんプロデュース物件といってもいいのではないでしょうか。

コンセプト物件と呼ばれる特徴ある物件。

バイク好きの入居者に特化した、室内にバイクスペースを設けた物件、楽器を気持ちよく演奏できるよう防音仕様を施した物件、お姫様仕様のプリンセス物件、そして今回のように女性をターゲットとしたセキュリティに配慮した『都会のオアシス』、ほっとできる物件。

ターゲットを絞っているため、本当に需要があるのか冒険的な面もありますが、ここに住みたい!と思わせる差別化は十分にされています。

“賃貸は仮の住まい、持ち家が本物”といった感覚は薄れてきたといえます。

それならばなおのこと、こだわりのある賃貸作りが重要です。

人口減少が叫ばれている近年。

これ以上建てても空室が危険、なのではなく、本当に求められているのは何なのか。

それをしっかり考えて賃貸を建てることが重要です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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