賃貸経営メールマガジン

猫付き賃貸マンション

コンセプト物件
2012/7/19

皆様こんにちは。

本日は和田がお伝えします。

『今日の賃貸市場は物件の供給が過剰であり、他の競合物件との差別化を図らなければ生き残っていけません。』

どこの賃貸経営セミナーに行ってもこのような件が必ずと言っていいほど出てきます。

確かにその通りなのですが、競合物件との差別化を図る手段も色々ありますので、立地条件やターゲットに合わせた手段を選択しなければ効果がありません。

このメルマガでも様々な差別化を図る方策をご紹介させていただきましたが、今日はさらに特徴的かつユニークな猫付き賃貸マンションをご紹介いたします。

ペット可マンションやペット専用マンションはありますが、猫付きなんて聞いたことありませんよね。

どういうことかというと、捨て猫を保護しているNPO法人から成猫をレンタルするという仕組みで、入居者と一緒に暮らすという条件が付いたマンションなのだそうです。

入居者は保護されている中から好きな成猫を選ぶことができ、後で相性が合わなくても返却することができ、逆に情が移った場合は里親になることもできるそうです。

室内はキャットタワーなどの猫仕様になっていたり、飼育に関しての24時間サポートがついていたりなど、猫初心者にも安心とのことです。

 

ペット需要が増える一方で、捨て猫(ペット)の増加も社会問題になっています。

 

この猫付きマンションは、殺処分になってしまう不幸な猫を助けるというボランティアをしていることになり、引越しをして飼えなくなった時には返却をすれば、これ以上捨て猫を増やすことにはなりません。オーナー様もボランティア活動と同時に物件の差別化を図ることができる非常にいいシステムだと思いますので、今後は増えてくるのでしょうか。

 

太陽光発電などのクリーンエネルギーを利用した賃貸マンションもそうですが、社会貢献+入居率向上という図式が、これからの物件のキーワードになってくるかもしれませんね。

 

最後までお付き合いいただき、有難うございました。

 

 

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