リフォームのメリットとデメリット
皆さんこんにちは。本日は黒沼が担当いたします。
桜が開花したというのに、天候が良くなくまた冬に逆戻り?みたい
な天候が続いていますが、今日からは春らしい陽気になるみたいです♪
今年は、東京で桜をゆっくり見る事はないのかなぁ?
と思っていましたが、寒い天候のお陰で今週末くらいまでは、楽しめそうです。
年度末で花見どころじゃないよ!とお嘆きの方も、私も今週末は、お気に入りポイントに花見に行こうかな?
花見に行った模様は、Blogにアップするかも・・・なので、そちらもお暇な時間にCheck!して下さいね。
⇒「珍貸営業マンの楽しいBlog!DX」
さて前回は、古くなった「一戸建て」や「アパート&マンション」を建替える際のメリットとデメリットについて、整理してみました。
「相続税」の改正による対策から、建替えや新築を検討する方が増加している為、リフォーム・リノベーションは見落とされがちですが、昨今のエコの観点からも、従来のように古くなったから、解体して、新しくするという方法以外の選択肢として、また総合した予算の関係で、建替え・新築は難しいなとお考えの方も多いと思います。
そこで、今回は「リフォームのメリットとデメリット」について前回同様に概要を整理してみましょう。
【リフォームメリット1】
リフォームの規模や工事内容にもよりますが、建替えの時に生じた引越し(仮住まい)期間がないか、もしくは短期間ですみます。
場合によっては、住みながら工事を行う事も出来ます。
実家のリフォームの時も全面リフォームを行いましたが、荷物や家具類の移動はあったものの、工事は家族が留守をしている昼間 の時間で行ったので、仮住まいをする必要がありませんでした。
【リフォームメリット2】
建替えの場合は、気になった部分や使い勝手が悪くなった部分以外も当然ですが、取り壊してしまいますので、無駄な部分も生じると思いますが、リフォームでは気になる部分のみをリニューアル出来ますので、予算に応じた工事内容の選択肢が増えると思います。
例)キッチン・バス・洗面台・トイレといった水回り関係だけのリフォーム。
【リフォームメリット3】
前述したように工事範囲も限定・部分的に行えるので、工事費は当然抑えられます。また仮住まいやそれに伴う引越しなどの間接費用も発生しない場合は、総工費は建替えと比較するとかなり抑えられると思います。
【リフォームデメリット1】
建物の構造によっては、水回りを含めて、間取りや階段の位置など動かせない場合があり、思ったように変更出来ない場合もあります。
分譲マンションの場合は、マンションの管理規約に則った範囲内での工事になってしまいますので、中古マンションを購入してリノベーションする場合は、あらかじめ何処まで工事で変更出来るのかも調べた上で購入しないと思い描いた間取りにならずに残念な結果になってしまう事もありますので、注意が必要ですね。
【リフォームデメリット2】
建替えと比較して総工費は安くても、例えばバスルームのみのリフォームだけに限定して見てみると、結果的に割高な工事費を支払う事になります。その分グレードを下げるなどの対応も必要になるでしょう。
【リフォームデメリット3】
躯体構造や配管など事前に図面で確認していても、いざ工事を始めて解体したら、補強工事や追加部材の必要性がわかるなど、事前の見積書から追加になる場合も珍しくありません。
【リフォームデメリット4】
大規模なリフォームやリノベーションを計画した場合に、自己資金(現金)が足りない場合の融資などが、新築・建替えと比較すると選択肢が少ない為、新築・建替えと比較すると、自己資金の割合も大きくなる場合があります。
リフォームのメリットとデメリットについて、ざっと見てみましたがまとめると以下のように考えられます。
?? ?最大のメリットは費用を抑えて、より住みやすい住空間にリニューアルする事が出来る。
?リニューアルが限定される反面、費用的には割高になるケースや想定外の追加費用が必要になる事もある。
賃貸住宅についても、全く同様の事が言えます。
周辺の築年数が新しい物件と比較して、競争力が低下してしまった。
空室期間が長期になり、また常に何部屋か空室の状態が恒常化している。
そんな時にオーナー様は、何とか昔のように満室状態に戻らないものか?
建替えは、おいおい考えるとしても、もう少し今の建物に頑張ってもらいたいなどリフォーム・リノベーションを検討する理由は様々です。
弊社では、ご相談を受けてから現在の空室率は物件競争力の低下について建物自体のハード面、また募集している募集条件の設定が現在の賃貸市場(仲介市場)で適当な状態であるか?などのソフト面の両面から空室解消のコンサルティングさせていただいております。
中古マンションのリノベーション事例についても、フリーペーパー「HIRO’S METHOD vol20」で掲載させていただいております。
ご希望の方は、お問合せフォームより最新号の発送を承っております。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。