賃貸経営メールマガジン

空室対策のひとつとして

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2012/5/24

皆さんこんにちは、今回は佐々木が担当いたします。

 

賃貸業界において繁忙期といわれる1月?3月が終わり、全国の賃貸物件の空室率は、前年期(10月?12月)に比べて横ばいであったのが6割強、増加が12%、減少が23%とほんの少し改善されたようですが、空室に悩まされることはなくならないようです。

 

大家さんは、賃料の減額や礼金、更新料などの減額、一定期間の賃料支払の免除(フリーレント)といった、契約に際しての条件の変更、また、設備の充実、内装のリニューアルなどで、競合物件との差別化を図るなど、長期空室の対策をとりながら、入居につながる努力をされていると思います。

 

空室対策を考える際に、必要なのが、入居者目線であると思います。

お部屋探しをする際に、同条件の物件が複数あり、どれにするか選択するポイントのひとつが、“第一印象”であると思います。

どんなに設備が充実していても、間取りがよくても、外からの見た目がよくないと選ばれません。外構工事などで多額の費用をかけてイメージを刷新するのもよいのですが、もっと簡単にできることは無いのでしょうか。

 

築年数が経過するほど、きちんとした管理を行っていても、新築時のような状態を保つことはできません。年が経てば経つほど、手間をかけることは、必要になります。たとえば下記のようなことをするだけでも、違いはあると思います。

 

作業前                     作業後

 

 

 

日常清掃をしていても、積み重なった汚れは、上記のように高圧洗浄で除去しなければ綺麗になりません。このような作業は、年数が経てば、定期的に行う必要があると思います。

 

空室対策を考えたときに、まずは入居者の目線に立ち、もし自分が住むとしたら、どの部分が気になるかを考え、まずは上記のメンテナンスのように、できることから行っていくことが大切だと思います。わかっているつもりでも、意外と見えていないことは多いかもしれませんね。

 

お付き合いありがとうございました。

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