空室対策のひとつとして
皆さんこんにちは、今回は佐々木が担当いたします。
賃貸業界において繁忙期といわれる1月?3月が終わり、全国の賃貸物件の空室率は、前年期(10月?12月)に比べて横ばいであったのが6割強、増加が12%、減少が23%とほんの少し改善されたようですが、空室に悩まされることはなくならないようです。
大家さんは、賃料の減額や礼金、更新料などの減額、一定期間の賃料支払の免除(フリーレント)といった、契約に際しての条件の変更、また、設備の充実、内装のリニューアルなどで、競合物件との差別化を図るなど、長期空室の対策をとりながら、入居につながる努力をされていると思います。
空室対策を考える際に、必要なのが、入居者目線であると思います。
お部屋探しをする際に、同条件の物件が複数あり、どれにするか選択するポイントのひとつが、“第一印象”であると思います。
どんなに設備が充実していても、間取りがよくても、外からの見た目がよくないと選ばれません。外構工事などで多額の費用をかけてイメージを刷新するのもよいのですが、もっと簡単にできることは無いのでしょうか。
築年数が経過するほど、きちんとした管理を行っていても、新築時のような状態を保つことはできません。年が経てば経つほど、手間をかけることは、必要になります。たとえば下記のようなことをするだけでも、違いはあると思います。
作業前 作業後
日常清掃をしていても、積み重なった汚れは、上記のように高圧洗浄で除去しなければ綺麗になりません。このような作業は、年数が経てば、定期的に行う必要があると思います。
空室対策を考えたときに、まずは入居者の目線に立ち、もし自分が住むとしたら、どの部分が気になるかを考え、まずは上記のメンテナンスのように、できることから行っていくことが大切だと思います。わかっているつもりでも、意外と見えていないことは多いかもしれませんね。
お付き合いありがとうございました。