賃貸経営メールマガジン

太陽光発電の買い取り価格。2年連続で引き下げ

住宅設備
2014/3/27

1.『太陽光発電の買い取り価格。2年連続で引き下げ

2012年に開始となった再生可能エネルギーの買い取り制度に合わせて、アパート・マンションの屋根に太陽光パネルを設置するケースが急増しました。

この度、発表された2014年4月1日以降の買い取り価格は家庭用10kw未満の太陽光発電が37円(税込)となり、2012年の42円(税込)。2013年の38円(税込)と変遷してきた買い取り価格は2年連続での引き下げとなりました。

2014年からは国からの補助金の支給も廃止となり、導入を検討していたオーナー様にとっては、導入費用の増加はマイナス条件となってしまいました。

但し、太陽光発電システムの普及とパネル性能の向上、発電パネルを含むシステムの価格も低下傾向にあることから、これから設置を検討しても十分採算に合うプランもあるかと思います。

一般の戸建よりも、広い屋根を有する場合が多いアパート・マンションでは、今後も太陽光発電システムを設置する際に好条件である場合も多く、投資目的というよりは、共用部分の電気代を売電費用でまかなうと言った考えのオーナー様が多いように感じます。

また東京都では都内の建物の屋根一つ一つについて、太陽光パネルの設置に適しているかどうかがわかる「ソーラー屋根台帳」を構築し今月中にインターネット上で無料公開を始めるようです。

都内全域の建物約260万棟を空撮して3次元化し、周囲の建物や樹木の高さ、屋根の角度などを解析して日射量を算出し、利用者が住所を入力して該当する屋根の写真にカーソルを合わせると、その屋根の予測発電量と、太陽光パネル設置の適否が3段階に色分けされて表示されるシステムのようです。

こういったデータベースなども利用しながら、今後の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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