まだ間に合う繁忙期の空室対策
皆様こんにちは。本日は和田がお伝えします。
いよいよ賃貸業界も繁忙期に突入しました。
空室を抱えている物件のオーナー様とっては、何としてもこの時期に入居して欲しいと祈るような思いの方もいっしゃるはずです。
ですが祈っているだけでは、空室は決まらないものです。
的確な空室対策を行わなければ、シーズンはあっという間に過ぎ去り、長期空室になるか家賃を下げるかという悲惨なシナリオが待っています。
そうならない為にも、今からでも間に合う有効かつ手軽な空室対策について、いくつかご紹介いたします。
【インターネット無料】
人気設備ランキングの「これがあれば賃料が上がる」 単身者向け部門で3年連続1位です。特にWi-Fi の場合、室内配線工事が不要ですので導入も容易ですから、おすすめです。
【宅配BOX】
ネット通販の利用が増えていることから、需要が高まっているようです。最近は集合ポストの下の空間に設置出来る小型タイプもあります。
【アクセントクロス・選べる壁紙】
部屋の一面だけクロスの色を変えたり、材質を変えてデザイン性を高めます。部屋のイメージが変化し、内見時に印象に残りやすくなります。また、入居者がクロスを選べる『内装カスタマイズ』というシステムも人気のようです。
【モデルルーム】
空室内に家具を配置することによって、実際に生活している姿を想像させたり、その部屋の使い方がわかりやすくなることで、内見に来た人の心を掴むという効果があります。最近はペーパークラフト家具というものもあり、実物大の家具もダンボール製であれば、持ち運びの労力も費用も軽減されます。
【備え付け照明】
特に1Fや日当りの悪い部屋に有効です。内見時に物件の欠点をカバーします。また、夕方以降の暗くなってからの時間帯の内見時の印象も良くなるでしょう。メインの照明だけでなく、間接照明なども活用すると、より効果的です。
【共用部・ゴミ置場・駐輪場の清掃・整理】
集合ポストがチラシで溢れている、共用部にタバコの吸殻、ゴミ置場に不法投棄・ゴミが散乱している、駐輪場に自転車がバラバラに駐輪されている、古い自転車が放置されている。これらは内見時に非常に悪い印象を与えますのでしっかり清掃や整理をして、清潔感のある物件を維持してください。
比較的低予算で手軽に出来る空室対策は、まだこの他にもあります。
但し、上記でご紹介したのは、あくまで物件における空室対策です。
もちろん募集条件が適正であること、募集活動が十分に行われていること、が前提になります。
『物件・募集条件・募集活動』の3つのどれかが欠けても空室対策は成功しません。
今からでも遅くはありませんので、再度ご自身の空室について見直しをしてみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。