アパート外観失敗例&賃貸経営セミナーのお知らせ
皆様こんにちは。本日は野崎がメルマガを担当します。
今回はアパート外観についてお知らせします。
道路からアパートの外観が見える場合はなるべくなら平凡より美しくい方が良いのは当たり前ですよね。
窓1つのセンスで建物の顔が変わります。
しかしながら新築時にセンスのあるお洒落な外観にしても、すぐにそれが適わなくなってしまう場合があります。
それは汚れです。
最近では光で汚れを浮かし、雨で汚れを洗い流す光触媒の外壁が増え、以前にはなかった白い外壁を使用するケースが多くなりました。
それなのに、『この白い建物 新しいのに汚れが目立つな?』と残念に感じ事があるのです。
できれば道路から見える建物面には換気口を設けるのを避けたいです。
特にキッチン換気扇が厄介です。油料理などを行うとキッチン換気扇から外壁の換気口を通り外壁が汚れます。キッチンにフィルターを取り付けてもらえれば少しは変わりますが、光触媒など全く効果が無いほど外壁が真っ黒になります。
道路からパッと見た外観の換気口から下が真っ黒になっていたらお洒落に建てた外観も台無しです。
換気口が道路面に出てしまう場合はキッチンをIHにすると換気口の汚れが軽減できたり、白い外壁を利用しないのが賢明でしょう。
またモルタルの外壁に緑のコケのようなものが付き、緑色になってしまっている場合もあります。日当たりが悪かったり、木などの植物がある場合によくありますが、築年数が浅いのにコケの汚れで古い建物の様に見えてしまいます。
一方でタイルなどを使用した外壁は築年数が経過しても古さを感じさせず、逆に味が出ます。
10年後も考えた外壁選びや外観の工夫が入居率にも影響すると思います。
平面図だけでは感じ取れない事があるので、建築会社任せにせず、細かな事も指示すると良いでしょう。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。