つながる!未来のジャンクション駅
今週は神奈川支店の門脇がお伝えさせていただきます。
1月1日より相続税の基礎控除が大き減り、今までは対象にならなかったような世帯にもその対象になる可能性があると、アパートやマンションが土地の評価減につながることから各ハウスメーカーやマンション販売業者などこぞってその取り込みに動いています。
そんな中、大手不動産情報のアットホームによりますと、7月の前年同月より首都圏エリア(東京都・神奈川・千葉・埼玉)のマンション平均賃料が1.6%下がり93,800円になり下落は12か月連続で続いているようです。
あまり明るい話題ではありませんが、その中で神奈川には新たな人の流入を見込める明るい話題もあります。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が海老名ジャンクションから寒川北インターチェンジが3月に開通し車の利便線も上昇し、大型商業施設の開業が見込まれている『海老名』駅です。
『海老名』駅は小田急電鉄・相模鉄道・JR相模線と鉄道3社が乗り入れていまして、今回、圏央道の利便性のアップ、大型商業施設の開業が見込まれる等駅西口の再開発エリアには企業の進出も相次いでいます。
現在の駅西口は田畑や宅地がぽつぽつと広がっているようで東口に比べると開発が遅れていました。
金融機関の支店出店も計画されているようで、人の流入が機運が高まっているようです。
以前にお伝えした、相鉄線の西谷駅から相鉄・JR・東急の直通新線が工事進行中でまだ先の話ではありますが、その影響もあり、海老名駅の利便性が上がり人の流入もそれに伴い上がっていくと思われます。
JR相模線の先、『橋本』駅にはJR東海のリニア中央新幹線の計画。
相模鉄道の『西谷』駅には相鉄・JR・東急の直通新線の計画。
それをジャンクションする『海老名』駅には大型商業施設の出店と圏央道の利便性向上。
まだまだ、計画段階や工事中でその利便性を実感できるのは先になると思いますが、今まで開発が遅れていた『海老名』駅西口の開発およびそれに伴う海老名駅周辺の賃貸物件需要の底上げにつながればターミナル駅の効果と相まって賃貸物件の人気エリアになるかもしれません。
『海老名』駅はまさに駅と駅、駅と人、駅とモノとをつなぐ未来のジャンクション駅かもしれません。
今はまだ、このような『海老名』駅のように賃貸需要が充分に見込まれないエリアにおいても今後はどうなるかわかりません。
先にお話ししたように首都圏の賃料の下落はありますが、地方都市に比べれば首都圏は人口の減少は人的流入も十分に考えられますので、悲観することでもないのでしょう。
ただ、賃貸経営を考える方が増えたのは事実ですので、単純に考えれば競合物件は増えています。
その競合物件に負けないための賃貸経営を始めるために、弊社のような入居者ニーズを把握しやすい管理会社にご相談・ご利用いただけたらと思っております。
長文、大変失礼いたしました。