空室対策に!初心者でもできるお手軽DIY
みなさんこんにちは。今週は阿部が担当いたします。
新緑が気持ちの良い季節ですが、もう少しで梅雨に突入しそうです。
さて、前回のメルマガでお話しさせていただいたDIY(Design It Yourself)。
DIYとひとことで言っても、オーナー様が行う場合、入居者が行う場合と様々です。
単身者タイプの場合は入居者が自由にDIYをするよりも、内見時にすでにきれいな状態になっていたほうが成約率は高まるように思います。
では、実際にどんな方法があるのか。
初心者のオーナー様が一人でも取り組みやすいDIYをご紹介します。
【収納編】
やはり、単身の賃貸で悩ましいのが収納の少なさ。
インテリアの一部として絵になる飾り棚や、シェルフが人気です。
イケアや無印商品など雑貨ショップでキットも販売しており、初めてでもチャレンジしやすくなっています。
100円SHOPでもおしゃれなウッド調の、隠さず“見せる”収納商品が増えてきています。
【壁編】
壁のDIYとして最近、水性塗料が注目を集めています。既存クロスの上からでも塗装でき
においも少なく乾きも早く、色はなんと約3,600種類ととても豊富。
初心者にも人気となっています。
水性塗料は少し難易度が高いと感じる方には、“輸入壁紙セット”がオススメです。
壁紙の種類は約20種類あり、ローラーや刷毛、壁紙がセットになって4,000円程度です。
今はやりのアクセントクロスが手軽に実現します。
何度も貼り直すことができるのも嬉しいポイントです。
その他にもホッチキスで止めるだけの壁紙や、マスキングテープの上に両面テープを重ねて貼り付け、その上に壁紙を貼るという手法もあります。
【床編】
床は面積が広いので、床を変えると部屋の雰囲気が一変します。
しかし広範囲なためそれなりに予算もかかりがち。それを助けてくれる商品としてオススメなのが、畳やカーペットの上にも施工可能な“ジーロックフローリング”や“ジークリップフローリング”。
はめ込んでいくだけというお手軽さも魅力です。
オーナー様の賃貸経営に関するお悩みで毎回ランキング上位に挙がるのが、空室対策。
これらDIYは入居者へのおもてなしの気持ちのアピールにもなり、費用対効果の高い手軽な空室対策としてオススメです。
さらに、最近では2020年の東京オリンピック開催に向けて、短期間宿泊予定の外国人旅行者も賃貸に取り込んで行こうとする動きが出てきており、国内の大都市を中心エリアとした賃貸住宅の空室物件に旅行者が泊まれる、というサービスを今夏開始するところがさっそく出てきました。
空室対策には、できうる限りのことをどんどんチャレンジしていく姿勢も大切ですよね。
物件によっては、賃貸業界のライバルがホテル業界になることも・・・?
今までは考えられなかったことが主流になる日も近いかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。