進むネット社会における賃貸経営
今回は神奈川支店の門脇がお伝えいたします。
『IoT』という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
『IoT』とは『Internet of Things』の略語で直訳すればモノのインターネットという意味になります。
モノのインターネットと聞いてもピンと来ないと思いますが簡単にお伝えするならば、パソコンやスマートフォン以外に家具・家電にもインターネットを繋げてしまうということです。
繋げることによって、生活環境を便利にしようという技術です。
例えば、体重計とインターネットを繋げて毎日の健康管理をしたりコーヒーメーカーを使うと使用していることがわかり、遠方のご家族にそれを知らせて、在宅確認を行うなどもあります。
テーブルにスピーカーを内蔵してBluetoothでスマートフォンに連携し音楽を流す家具も最近のニュースなどで紹介されていました。
賃貸経営における『IoT』は現在商品化されているものもありますが、一般に認知度は低いと思われます。
『IoT』賃貸ではセキュリティ関連の商品が多く目につきます。
例えば火災時の煙や熱そして一酸化炭素濃度などの変化を感知するセンサーを取り付け外出先や就寝時でもわかるように瞬時にスマートフォンやタブレットなどに情報を送り、被害を最小限にと止めるシステムがございます。
建物の設備や装置を監視する監視システムというものがります。
これは賃貸物件で水道、電気などが不調の際は専門業者や管理会社が現場に向かい故障の有無を確認する必要がありますがこのシステムを使えば不具合を起こす前に設置するセンサーによりデータを分析しその結果より不調が起きた際に検知し知らせをくれるというものです。
データを集計し受け稼働信号を分析することにより経年劣化の様子や修繕の必要も判定できるとのことです。
賃貸物件の内見希望者の利便性を高める設備としては 玄関ドアに設備を取り付けることによりスマートフォンやPCを経由して遠隔地より部屋の鍵の操作ができるというものです。 内見を希望されれば離れた場所からでもその一定時間だけ鍵の開閉する ことができ内見希望者にもスムーズな案内ができ、管理会社からすれば それだけ営業担当の業務効率化に繋がります。
このように今の社会でインターネットは必要不可欠となっています。
スマートフォンやタブレットも生活の中にすでに浸透しています。
次は住環境とインターネットを繋ぎより良い生活を目指す社会が浸透していくと思われます。
上記のようなシステムを導入することにより新たな可能性も生まれてくると思われますので情報が溢れる現代だからこそ、有効的な設備情報を私ども管理会社がお伝えしていきたいと思いますので、今後もメールマガジンのご利用をお願いいたします。
長文お付き合いいただきありがとうございました。